231202
最近歴史が好きになって、歴史番組を見るようになった。
「歴史探偵」とか「プロファイラー」、「英雄たちの選択」とか。
あと「お宝鑑定団」も途中のまとめVTRが結構、歴史について詳しく作られてて面白い。
で、こないだ「英雄たちの選択」で、藤原隆家の「刀伊の入寇(といのにゅうこう)」っていうマニアックな事件やってて、面白かった。
1019年、女真族が九州に来たけど、藤原隆家が追い払ったっていう。
藤原隆家って知らなかったけど、公家にいながら武士みたいな人だったんだって。
番組見て・・なんか私の中で、八幡太郎義家とキャラがかぶった。
戦上手で、兄貴分肌で。
上から戦の恩賞が出なかったら自腹切ってでも家臣に恩賞あげるとか。。似てるなーと思った。。
地方で活躍してるのも似てる。
義家は東北、隆家は九州。
藤原隆家は、藤原道隆(みちたか)の息子、と。
道隆の息子は、藤原伊周(これちか)っていうのは知ってたけど、、その下に弟がいて、それが隆家なんだな。
そういえば、花山法王に矢を放ったとき、兄弟2人でやったっていってたな。。それが伊周と隆家になるのか。
それで二人とも左遷されて、道隆一家が没落して、道長がトップにつくんだ。
道隆の奥さん(=隆家、伊周、定子のお母さん)は、儀同三司母(ぎどうさんしのはは)、と。
百人一首の54「忘れじの」の人。
(「忘れじの行く末まではかたければ 今日を限りの命ともがな」
(訳)忘れないよとあなたがおっしゃった言葉がずっと続くとは思えないので今日を最後に死んでしまいたいのです。)
磯田さんが、この歌がアツイ、この人も恋の戦場で戦ってた武士みたいな人だ、って評してたのがおもしろかったな。
確かに「今日死んでしまったら愛は永遠ね」なんて気合い入ってるな。
この母にしてこの息子あり、だったんだな。
えーっと、で、
藤原道隆は、藤原道長のお兄さんで・・道長の前の関白だよね。
それで、中関白家(なかのかんぱくけ)と呼ばれる、と。
藤原道隆一家は、陽キャのセレブファミリーって感じだったんかなー。
道隆は、娘の定子(ていし)を一条天皇に嫁がせた。その定子に付いていたのが清少納言だよな。
名前がややこしい。。
「道長」と「道隆」が兄弟か。「道」が最初に付いているから兄弟って覚えればいいか。
このへん予習しとけば、今度の大河も面白くなりそう。