古事記について思うこと。

240610

「古事記」って・・

・「旧辞(きゅうじ)」神話
・「帝紀(ていき)」天皇の記録

この2つをつなぎ合わせて一つのものにしてるんだな。

確かに前半と後半で世界観が違うもんね。

「天皇は神の子孫」っていう考えを入れたいがために、ちょっと無理があるというか。。

 

神武天皇とか欠史八代とかはのりしろの部分なのか。

10代崇神天皇からは実在したのかな?

それとも15代応神天皇ぐらいから?

 

何かそれを知りたいんだけど、いろいろ本読んでも、その辺いつもボヤ~っとしてるんだよなー。

面白いよね。国の始まりがフィクションかもしれないって。
そんなんでいいの?って思っちゃうわー。。

 

「古事記」はつまり、、

神様は「自然」ではなく「天皇」なんだ、ということを知らしめるために作ったのかな。。

従うべきは「自然」ではなくて、神である「天皇」、「国」、「中央」、「法律」なんだということを、浸透させるために。

 

「ここは神のいる場所だから入らない」とかいうのを、むりやり耕すように命じたりだとか。

自然信仰から法治国家へという過渡期を、乗り切るための書物っていうのが何かに書いてたな。石ノ森氏の日本史だったかな。

 

そういえば「火の鳥」で、昔からのその土地の神々と、新しく入ってきた仏が戦うっていう話あったなあ。。

あれってこのあたりのことを描いてたのかな~。。また読んでみよ。。

 

飛鳥時代の大宝律令が701年で、

平城京が710年で奈良時代始まって、

古事記が712年。

 

一応、法律はできたものの、まだ国とか法律っていう概念が浸透してないから、それのPRのために、「古事記」が作られたのかな~。。と。。