「過ぎたるは及ばざるがごとし」→ほどほどが一番。

240620

こないだの「光る君へ」で

宣孝:「ウニもっと食べたかったな〜」

まひろ:「『過ぎたるは及ばざるがごとし』って言うでしょ」

って会話があったけど、これ、いいね。

この会話ごと覚えたら「過ぎたるは及ばざるがごとし」の意味が覚えられるなーと思った。

「ほどほどが一番だよ。多すぎるのは、足りないのと同じぐらい良くないよ」ってことなんだよね。

「過ぎてしまったものはしょうがない」みたいな意味かと思うけど、確かこれは間違いであって。

行き過ぎも、足りないのも、どっちも良くないっていう意味か。

中庸、まんなかがちょうどいいってことかな。



これの元々の出典は孔子の「論語」。

孔子と孔子の弟子の子貢(しこう)の会話。

子貢「子張(しちょう)と子夏(しか)はどっちが優れてますか?」

孔子「子張は行き過ぎ、子夏は控えめ過ぎ。」

子貢「じゃ、子張がいいですか?」

孔子「いや、行き過ぎは足りないと同じ。どちらも良くない」

っていう話だそう。