「つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける」という表現が美しいな~と。

最近、百人一首をちょっとずつ覚えてるんですが、、今日やったこの歌、表現がきれいな~と感じました。

37. 白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける / 文屋朝康(ふんやのあさやす)

(しらつゆにかぜのふきしくあきののは つらぬきとめぬたまぞちりける)

意味は「風の吹く秋の野に、白く光る朝露。まるで糸を留めていない真珠が散り乱れているようだ。」という感じです。

「風に吹かれて露がパアッと散った様が、まるで真珠が散ったよう」・・っていう表現が、すごくきれいだな~と思ったんですよね。

情景が浮かんでくるというか。。

↓↓こんな感じかな?

しかも「露」は「涙」に例えられることもあるらしく、「散る」だから「恋が終わった切なさ」もあるのでは・・とのことでした。

なるほど~そういう心情も表してるのか~とさらに深まりました。大切な恋がひとつ終わったのかな。。

短編のマンガとか小説にしてほしいですね。

CMとかもいいかも。。